「日本・ロシア沿海地方農業ビジネスフォーラム」は、
農業に関わる日露のビジネスを拡大することを目的として、
これまでロシア・ウスリースク市において2回開催されてきました。
2018年は日本での開催を依頼され、
対象を沿海地方に限らず、広くロシア極東とし、
千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターにおいて、3月22日に
千葉大学主催、NPO植物工場研究会協力で開催されました。
本フォーラムは、文部科学省「大学の世界展開力強化事業 ロシア」で実施している、
「極東ロシアの未来農業に貢献できる領域横断型人材育成プログラム」の
活動の一環として開催したものです。
今回は、施設園芸関連設備・資材、人工光型植物工場、
温室ビジネス、生鮮食品加工・流通といった、
園芸関連産業を中心とした方々にご参加いただき、
ロシア極東と日本でのビジネスの可能性、
人材育成についての情報交換、意見交換を行いました。
ご参加いただきました皆様、有り難うございました。
日時
2018年3月22日 (木) 10:00~16:10
会 場
柏の葉カンファレンスセンター
千葉県柏市若柴178-4 三井ガーデンホテル柏の葉2F
(つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅下車)
参加費
無料
言 語
日本語・ロシア語(同時通訳)
参加人数
109名 日本国内 関連企業43社、8大学
ロシアからの来訪 18名(関連企業・農家7名、2大学)
プログラム
第一部
10:00~10:10 挨拶 千葉大学学長 徳久剛史
10:10~10:20 挨拶 ロシア通商代表部 副主席 バランヂン・ブラドレン
10:20~10:30 農林水産省 大臣官房参事官 柱本修
「農林水産省の極東ロシアでの取り組み」
10:30~10:40 千葉大学 理事 渡邉誠
「千葉大学の極東ロシアでの取り組み」
10:40~10:55 ウスリースク市管区行政府 土地問題担当代表代理
アンドレイ・ハルトゥリン
「ウスリースク市管区の農業複合体への投資」
10:55~11:10 千葉大学園芸学研究科 教授 丸尾達
「日本の施設園芸/植物工場の注目技術」
11:10~11:25 沿海地方農業アカデミー 農業化学・農業環境学・労働保護講座講座長
ナターリヤ・ベラウーソヴァ
「ロシアの施設園芸:基本的傾向」
11:25~11:40 鹿島建設株式会社 エンジニアリング事業本部 椎名良治
「鹿島のエンジニアリングアプローチ~最先端施設への取組み~」
11:40~11:55 温室個人農 エヴァーグリーンハウス 代表 イヴゲーニー・キム
「エヴァーグリーンハウスの施設園芸ビジネス経験から」
11:55~12:10 日鉄住金鋼板株式会社 市場開拓部長 瀬戸治
「植物工場用システム建築 NISC UNIT BOX」
12:10~13:00 昼食
第二部
13:00~13:15 公開株式会社アレクセイニコリスコエ 生産部 アンドレイ・ガラエフ
「農業分野における露日の協力」
13:15~13:35 サハリンアグロバイオ
社長 バイルジョン・シャキロフ、副社長レオニド・ホフロフ
「サハリンの環境技術デモンストレーションサイトでの露日協力」
13:35~13:50 Argentum Bullet Consulting株式会社 CEOドミトリー・トルファノフ
「ハバロフスク地方における日本企業のビジネス拡大可能性」
13:50~14:05 株式会社イシダ 海外事業部門ソリューション戦略室 長谷川正弘
「農業関連産業の解決策」
14:05~14:20 株式会社FAM 代表取締役 松本武
「GLOBAL GAPとクラウド型農業管理システム」
14:20~14:35 ジャパンドームハウス株式会社 専務取締役 篠崎学
「高気密・省エネドームハウスの紹介」
14:35~14:50 質疑応答
第三部
15:05~15:50 ネットワーキング、ブース訪問ブース展示
①農林水産省、②ジャパンドームハウス株式会社、
③日鉄住金鋼板株式会社、④ウシオライティング株式会社、
⑤株式会社キーストーンテクノロジー、⑥大日本印刷株式会社、
⑦NPO植物工場研究会
15:50~16:00 閉会の挨拶 沿海地方農業アカデミー学長 アンドレイ・コミン
16:00~16:10 閉会の挨拶 NPO植物工場研究会理事長 古在豊樹