植物産業のリアルを学び、成果物を地域社会へ還元 ~花卉苗生産部との協働~

花卉苗生産部とは?
 千葉大学環境健康フィールド科学センター(柏の葉キャンパス)は、千葉大学園芸学部の付属農場としての機能も有しており、学部生を対象とした各種実習が行われています。より質の高い実習教育の実現のため、当センターの花卉苗生産部では、技術職員が中心となり、実際の生産現場と同様に、商品企画の立案・生産・販売を行っています。花卉苗生産部の詳細はこちら

 

社会実装の概要
 当研究グループは、この花卉苗生産部と協働することで、互いの強みを活かしながら、成果物の地域社会への還元を目指して活動しています。さらに、この活動に研究室の学生さんが参加することで、一歩進んだ実務教育プログラムの運用を行っています。


例:オリジナル品種・商品の母の日直売会の実施

 実習を通して育種選抜したオリジナル品種や私たちにしか作れない規格の商品を、母の日に向けて生産し、販売会を実施しています。決まった日に品質の良い商品を作るノウハウの習得や、エンドユーザーに寄り添った商品企画・販売方法について考え、実践することで、植物生産の面白さ・奥深さを経験してもらいたいと考えています。


その他

・週1回の花卉苗生産部を活用した研究室実習の実施

・企業向け展示会への見学参加

・花卉苗生産部施設を活用した研究活動の実施