■■環境健康フィールド科学センター第2回研究会■■
日時:平成15年6月6日(金)午後3時から
研究会に先立って、13時半〜14時45分の間、池上助教授の案内の下に、西千葉キャンパス内の薬学部薬用植物園(薬学部および自然科学研究科本部建物の近く)を視察した。
場所: 千葉大学 事務局 5階 第2会議室
話題提供者
(1)池上文雄(環境健康総合科学部門)
「薬用資源植物の生物活性物質に関する植物化学的研究」
(2)近江慶光(都市環境園芸学部門)
「緑地保全の計画に関する研究」
「樹木(巨樹・巨木)保全に関する研究」他
(3)大釜敏正(環境健康総合科学部門)
「住空間と調湿機能」
(4)小原 均(都市環境園芸学部門)
「果実の発育・成熟制御に関する研究」
「果樹栽培におけるアンモニウム塩混用による植物成長調整剤の使用量低減
に関する研究」
(5)喜多敏明(環境健康総合科学部門)
「東洋医学の理念」
(6)野島 博(都市環境園芸学部門)
「食と人間」
(7)渡辺 均(環境健康総合科学部門)
「ペチュニアと近縁属の遺伝資源解析」
「花による屋上緑化」
「芳香性花卉品種の作出」
世話人:上田善弘・小原 均
世話人コメント
今回のセミナーでは、身近な食物に含まれている毒物質の解明や薬用植物の薬効のいろは、心身ともの快適な生活環境にかかわる緑地保全の重要性や住宅資材の調湿機能の優劣、農薬の使用量低減化技術の可能性、心身一如を理念とする東洋医学のいろは、開発途上国における食料増産の技術援助、都市生活環境向上のための花による緑化など、薬学、医学、教育学、園芸学の各分野の研究事例が紹介され、異なる分野の知識・考え方を知る好機となり、また、今後のセンターにおける研究の方向性についても活発に討議され、長時間にわたり有意義な時を過ごすことができた。(小原 均)
出席者
古在豊樹(環境健康フィールド科学センター長)・野島 博(都市環境園芸学部門)・ 小原 均(都市環境園芸学部門)
・ 近江慶光(都市環境園芸学部門)・大釜敏正(環境健康総合科学部門)・徳山郁夫(環境健康総合科学部門)・池上文雄(環境健康総合科学部門)
・喜多敏明(環境健康総合科学部門)・渡辺 均(環境健康総合科学部門)・宮脇 勝(工学部都市環境計画講座・センター環境健康総合科学部門兼務)
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