環境健康フィールド科学センター第 4回研究会

日時:平成15年7月29日(木)午後3時から
場所:千葉大学 園芸学部 事務棟2階 第1会議室


話題提供者
(1)安藤敏夫(環境健康フィールド科学センター・副センター長)
    「園芸遺伝資源学のすすめ」

(2)久保光徳(工学部工業意匠計画講座・センター環境健康総合科学部門兼務)
    「振動環境下におけるシートに着座する人の快適性」

(3)古在豊樹(環境健康フィールド科学センター・センター長)
    「閉鎖型植物生産システムの開発と利用」

(4)本田彰子(看護学部附属看護実践研究指導センター継続看護研究部・
         センター環境健康総合科学部門兼務)
    「高齢者看護の周辺 ―ケアワーカーの育成―」


世話人:小原 均・上田善弘
世話人コメント
 今回のセミナーでは、園芸遺伝資源学成立の詳説とそのノウハウを薬用植物に適用する可能性や花を材料とした多面的な療法の可能性、看護実践研究指導センターにおける教育・研究・実践の実績例の紹介と高齢者社会でますます重要となるケアワーカー育成の方向性およびケアに対する園芸の貢献の可能性、車のシートの快適性を振動という見地から工学的に長年にわたって追究されてきた中で湧きあがってこられた疑問「快適性とは一体何か?」、人工光とエアコンのみ完備した断熱閉鎖空間があれば、省資源的、環境保全的、省力的、省スペース的に高品質植物が得られる閉鎖型苗生産システムの有効性と薬草生産への応用の可能性、など、園芸学、看護学、工学における研究紹介から、それぞれの学問分野からの考え方に医学、教育学からの見解も加えられ、出席者それぞれが今後のセンターでの教育・研究の方向性と可能性について考える契機となる話題提供であり、今回もまた長時間にわたったものの、有意義な時間を共有することができた。(小原 均)


出席者
古在豊樹(環境健康フィールド科学センター・センター長)・安藤敏夫(環境健康フィールド科学センター・副センター長) ・野島 博(都市環境園芸学部門)・小原 均(都市環境園芸学部門)・北条雅章(都市環境園芸学部門)・野田勝二(都市環境園芸学部門) ・徳山郁夫(環境健康総合科学部門)・大釜敏正(環境健康総合科学部門)・上田善弘(環境健康総合科学部門)・喜多敏明(環境健康総合科学部門) ・篠山浩文(園芸学部生物資源化学講座・センター環境健康総合科学部門兼務)・丸尾 達(園芸学部園芸植物科学講座・センター環境健康総合科学部門兼務) ・松本知子(園芸学部生物資源化学講座)・本田彰子(看護学部附属看護実践研究指導センター継続看護研究部・センター環境健康総合科学部門兼務) ・ 太田節子(看護学部附属看護実践研究指導センター老人看護研究部・センター環境健康総合科学部門兼務)・赤沼智子(看護学部附属看護実践研究指導センター継続看護研究部・センター環境健康総合科学部門兼務) ・根本敬子(看護学部附属看護実践研究指導センター老人看護研究部・センター環境健康総合科学部門兼務)・久保光徳(工学部工業意匠計画講座・センター環境健康総合科学部門兼務)


上へ | 第1回研究会 | 第2回研究会 | 第3回研究会 | 第4回研究会 | 第5回研究会 | 第1回園芸療法情報交換会 | 第2回園芸療法情報交換会