環境健康フィールド科学センターは、環境と健康に関連した園芸学、教育学、薬学、看護学、医学という分野横断型の学際的な教育研究センターとして2003年に設立され、15年が経過しました。

  「環境・健康・食」をキーワードとして、持続的社会の創生に関わる研究に取り組んで来ておりますが、近年は「植物のチカラ」をより活かすための教育研究プログラムとして、植物セラピー、薬用植物・機能性植物、植物工場に関わる教育研究に力を入れております。



第六代 センター長
   高垣 美智子  


  これらの分野では、国際連携にも取り組んでおり、国際共同研究、研修プログラムへの留学生の受入れを活発に行っております。
  これまでの、東アジア、東南アジア、中米パナマに加えて、昨年度からはロシアの学生の受け入れも始まり、内容の一層の充実を図っていきたいと考えております。

  一方で、東日本大震災以降、食料やエネルギーの安全安心や地産地消の重要性が再認識され、同時に、これまでの「科学」への信頼が低下しています。これらの問題の解決を模索するためには、社会の皆様と連携した「市民科学」の発展が不可欠です。当センターで行っている「柏の葉カレッジリンクプログラム」は、市民科学の発展を目指して実施されてきました。これからもより充実したプログラムの構築を目指していきたいと考えておりますので、より多くの皆様のご参加をお待ちしております。

  15年の節目を迎え、次の15年に向けてこれまで以上に、社会に貢献できる教育研究を行っていく所存でおりますので、皆さまにはこれまでと同様に、当センターの活動へのご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

センター長 高垣美智子


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