目の前で作られた野菜や果物を食し、花を愛で、自然素材で囲まれた家でくつろぎ、多少の変調は東洋的対処療法に任せ、自然が持つ癒す力に心身ともに委ねる。 そのような思いを実現するための研究と、教育研究を通した人材育成のできる場として、本センターは2003年4月に設立されました(その経緯等については、本稿の文末にあります前センター長2名の挨拶で詳述されています)。また、2005年10月に制定された大学憲章において、『千葉大学は、世界を先導する創造的な教育・研究活動を通しての社会貢献を使命とし、生
第三代 センター長 天野 洋
命のいっそうの輝きをめざす未来志向型大学として、たゆみない挑戦を続けます』と明記されました。まさに、本センターは未来志向型大学が果たすべき責務を、人と地域の生活基盤から形作る役目を任せられた、千葉大学のフロントランナーであります。 世界に目を向けると、国連のミレニアム開発目標(MDGs)には以下の項目があげられています: 目標1.極度の貧困と飢餓の撲滅 目標2.普遍的初等教育の達成 目標3.ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上 目標4.幼児死亡率の削減 目標5.妊産婦の健康の改善 目標6.HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止 目標7.環境の持続可能性の確保 目標8.開発のためのグローバル・パートナーシップの推進 (http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/handbook.html) これらの世界的課題を解決するため、本センターは、園芸学・医学・薬学・教育学・環境健康学など本学内外にある知を結集し、総合的な「知の環」を構築し対応します。未来世代の安全・安心をこの地域から提案します。私たちの活動に対する、皆様のご理解とご協力、そして何よりもご参加を心よりお願い申し上げます。
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