シクラメン

管理場所 置き場所に注意!
 昼夜とも室内で管理するときは、明るい南側の窓辺が適当ですが、置き場所が20℃以上にならないように気を付けましょう。暑すぎると花がすぐ終わり、葉が伸びすぎて草姿が乱れてしまいます。
 明るい無暖房の室内(8℃以上)が最適です。気温が10℃以上ある日は、日中戸外に出して管理できます。雨や寒風の当たるところは避けてください。夜間は室内で管理してください。

株の管理
 黄色くなった葉や咲き終わった花は、株元からひねりながら引き抜いてください。途中で切るとそこから腐って病気の原因になります。咲き終わった花を取らないと種子がついてしまいますので、その後の花付きが悪くなります。

水やり・施肥
 株や葉に直接水をかけないよう鉢皿の穴から皿に2㎝ほど溜まるように灌水します。水やりのタイミングは鉢皿の水が見え無くなったら。常に水が溜まるようにしますが鉢底が直接水に漬からないようにしてください。鉢皿の水を凍らせないようにしてください。
 肥料は、1~2週間に1回の間隔で1000~2000倍に薄めた液体肥料を水やり代わりに与えます。

ワンポイントアドバイス:☆花が終わったら☆(来年も咲かせる方法)
 シクラメンは地中海から西アジアの原産です。自生地の気候に合わせて、夏期は乾季と高温のため葉を落として休眠します。従って、植物本来のサイクルとして、休眠期(初夏~秋頃)には水を切り、温度の低下とともに水を与えた方がよいでしょう。
 水を切るタイミングですが、日中の気温が20℃~25℃を超えるようになったら(遅くとも梅雨前)行ってください。雨の当たらない、日当たりと風通しの良いところ(軒下やサンルームなど)に置き、水やりを徐々に控えてください。(例:3日おき⇒10日おき⇒20日おき)土が高温多湿の状態が長く続くと、塊茎(球根)が腐る場合がありますので、水やりは土の表面が湿る程度、また塊茎にも水をかけないで下さい。完全に落葉したら、直射日光や雨の当たらない風通しの良い涼しい場所に、塊茎を抜かずにそのまま保管して下さい。秋に潅水を始めるタイミングは、気温が20~25℃以下になった頃、排水の良い清潔な新しい土に植え替えた後始めます。やはり塊茎に水がかからないようにして下さい。土の表面が乾いてから水を与えます。置き場所は、日当たりと風通しの良い、雨の当たらない場所です。その他の管理方法は上記のシクラメンの管理方法と同じです。

ペチュニア&カリブラコア

管理場所
 屋外の日当たりの良い場所で育てます。日照不足になると花つきが悪くなるので注意しましょう。なるべく雨に当たらない、多湿を避けたできるだけ涼しい場所へ。

管理のポイント
 花柄(がら)はこまめに摘みましょう。花柄をそのままの状態にしておくと病気の原因になることがありますので、注意しましょう。夏の高温多湿時期は、元気がなくなることがあります。切り戻して風通しをよくしましょう。株がリフレッシュされて美しい姿になります。露地でも3月下旬〜11月初旬まで花を楽しめます。伸びた枝の途中からも発根するほど 元気です。

水やり・施肥
 土をさわってみて乾いていたら、たっぷりと与えて下さい。春から夏にかけては、晴れた日はたっぷりと水をあげて下さい。10日〜15日に1度、速効性の液肥を与えると一層花付きが良くなります。
水はいつもあげているのに、根元の部分が黄色く枯れてきてしまった...
⇒ 肥料不足が原因かもしれません。 
  市販の園芸用固形肥料を与えてください。また、5月から9月にかけては、
  液体肥料を2週間に一度程度与えるとより一層効果的です。より多くの花を
  咲かせたい場合は、1週間に一度、市販の液肥を与えることをおすすめします。

ワンポイントアドバイス:枝の切り戻しが元気のコツです!
 枝が伸びてきて株元に花が少なくなってきたら、鉢の縁に沿って切り戻しをして下さい。花を残しておきたい場合は、半分程度の枝を選んで切り戻しをして下さい。

カリブラコアのピンチ後の様子

ロベリア

管理場所
 花が咲き始めたら、明るい日陰でもよく咲き続けます。暑い時期はできるだけ風通しのよい場所が適しています。冬はベランダの日当たりや室内の窓際で育てます。強健な性質ですが、暑さにやや弱くて高温多湿をいやがる植物です。夏を越すと秋にも花を咲かせます。ある程度の耐寒性はありますが、霜や凍結に合うと枯れることもあります。

管理のポイント
 枝が伸びてきたら切り戻して形を整えると、株がリフレッシュされて美しい姿を楽しめます。花柄は特にとる必要はありません。
※枝や、花柄を切ると、白い液体が出てきます。
 ⇒かぶれの原因になる場合があるので触らないようにしてください。
  肌に触れた場合、速やかに石鹼で洗い流すことをお勧めいたします。

水やり・施肥
 春~花が咲き終わる頃までの晴れた日はたっぷりと水をあげて下さい。春~花が咲き終わる頃まで肥料は続けます(10日〜15日に1度、速効性の液肥)。また、真夏は暑さで弱っているので肥料は避けます(夏越しさせる場合)。

水はいつもあげているのに、根元の部分が黄色く枯れてきてしまった...
⇒ 肥料不足が原因かもしれません。
  市販の園芸用固形肥料を与えてください。また、5月から9月にかけては、
  液体肥料を2週間に一度程度与えるとより一層効果的です。より多くの花を
  咲かせたい場合は、1週間に一度、市販の液肥を与えることをおすすめします。
 
ワンポイントアドバイス:枝の切り戻しが元気のコツです!
 枝が伸びてきて株元に花が少なくなってきたら、鉢の縁に沿って切り戻しをして下さい。花を残しておきたい場合は、半分程度の枝を選んで切り戻しをして下さい。

ロベリアのピンチ前の様子(2023/8/2)

ロベリアのピンチ前の様子(2023/8/2)

ピンチ後の様子(2023/8/27)
2週間に1回液肥(1000倍希釈)

ピンチ後の様子(2023/9/2)
2週間に1回液肥(1000倍希釈)