本センターは、2003年に園芸学部、医学部、附属病院、教育学部、薬学部の協力と学内の他部局の支援を受けて設立されました。また、同時に園芸学部附属農場が改組され、環境園芸農場として本センターの附属施設となったことから、園芸学部の農場実習機能も担っています。「植物と人の専門家」が結集し、「環境・健康・食」をキーワードに学際的な研究を展開して参りました。
 

 近年では、植物セラピー、薬用植物・健康機能性植物、植物工場など「植物」に軸足をおいた研究教育が進められています。さらに、省資源・環境保全、農福連携、地域交流、産業交流などの研究教育拠点としても活動を広げております。



第七代 センター長
   渡辺 均  


 園芸における教育では、学生を対象とした実習教育(技術教育)にとどまらず、社会人を対象とした農福連携に関する履修証明プログラムなどを展開し、今後の農業・園芸を担う幅広い人材の育成に力を入れております。また、社会人や海外協定機関の留学生などを対象とした「植物工場関連技術の研修」が行われており、多様化する社会のニーズに対応できる人材の育成にも力を入れております。

 さらに、園芸生産における課題解決のための技術開発や品種開発などの研究も進められています。園芸生産などに関する研究成果や新技術などを実社会で活用させるための実験的フィールドとして本センターを位置づけ、実用化に向けた研究も進められています。

 今後とも当センターの活動に対するご理解、ご支援のほどを宜しくお願い申し上げます。


令和6年4月1日                
環境健康フィールド科学センター長 渡辺 均


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